電車に轢かれた事を、フラッシュバックするゴロー
『うわああああああああっ!!!』
飛び起きるゴロー
今だに電車に轢かれ、しちは との出来事が信じられないゴローだが、部屋の姿見をみて現実だと確信する
首元に しちは 、そして電車に轢き殺された犯人と同じ刻印があったのだ
学校では、前日の出来事に恐怖を感じているゴローが しちは を避け続ける
しかし、席替えをしても、保健室に仮病で逃げても、 しちは から逃げられない
『ゴロー いるんでしょ? どうして私から逃げるの・・・?
わかっているのでしょ?
あなたが殺された時近くに私がいないと”身代わり”になれないって・・・
あなたのためにくっついてまわっているのに・・・』
その言葉に恐怖したゴローは、たまらず保健室の窓から逃げる
学校を抜け、電車に乗ったゴローに、突然原因不明の息苦しさが襲い、意識を失う
その時、ゴローの首元にある刻印が現れていた
ゴローの意識が戻ると、そのには しちは がゴローを膝枕をして介護してた
逃げることを半ば諦めたゴローは、 しちは と一緒に学校に戻る
すると、 しちは が
『逃げてもムダよ
私から離れたら、また苦しい思いをするよ
私にキスした瞬間・・・あなたは相棒でなったの・・・私の”呪い”の
この”呪い”が解けるまで、あなたは私から決して離れられないし、生きている限り殺され続けるのよ』
しちは の言葉を聞き、先日の電車に轢き殺された事を思い出す
また、いつどこで殺されるかわからないことに怯え、疑心暗鬼になるゴロー
それをみた しちは が、ゴローに選択肢を与える
『6回死ぬのが嫌なら、選択肢をあげる
次にあなたが殺された時、”犯人をみつけ”なければいいいわ』
驚くゴロー
『そうすれば、あなたは逃げられる
殺されるのも1回で済む
私が身代わりとなって死ぬだけよ』
しちは からの選択肢に驚き、戸惑うゴロー。
葛藤しているゴローだが、ふとトイレの壁に目をやると落書きあり、自分が書いた「死ぬまでにしたい100のこと」の一部が書かれてあった。
そしてメモを取り出し、改めて見てみる。そこには「困っている女の子を助けたい」と書かれていた
何かを決心したゴローは、しちは を追いかける
『しちはっっ!!
あの時「助けて」って言ったんだ お前は・・・
やめだ 「逃げるのはもうやめだ」
あと6回 オレがあと6回殺されて、その度に犯人を見つけりゃいんだろ・・・この間みたいに
やってやる!仲間を傷つけたり、お前を見殺しにするより、よっぽど簡単だぜ!』
そう言い放ち、 しちは に自然と握手を求める
『うん・・・私が死ぬか6回生き返って呪いがとけるその日まで・・・
よろしくね”相棒”』
すると、急に非常ベルのような音が鳴り響く
『2回目がくる』
ジリリリリリリリリリ
焼死 2/7