- 今回は12月7日発売の別冊少年マガジン掲載、UQHOLDER!【Stage.155】「神と意地の張り合い」のネタバレや感想を紹介していきます。
UQHOLDER!【Stage.154】前回のあらすじ
夏凜の雪姫に関する回想です。
旧世界侵攻を企むエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル暗殺は未遂に終わってしまったものの、その後の戦いでメガロメセンブリアの軍隊を完全に撃破、メガロメセンブリアの民に圧倒的な力を見せつけます。
それはまさに”魔王”と呼ばれるにふさわしいものでした。
それから120年、地上にも魔法世界にも居場所をなくした雪姫に、カリンは魔法使いの主従契約を願い出たのでした。
UQHOLDER!【Stage.155】「神と意地の張り合い」のネタバレ
雪姫に魔法使いの主従の契約を迫るカリンですが、ちょうどそこに真祖バアルが現れます。
殺し続け、逃げ続け、擦り切れた雪姫に残ったカリンがいなくなった時に雪姫の精神がどこに行き着くのか興味がある…と語るバアル。
そしてカリンはバアルに世界樹の種を飲まされ、その世界樹に封印されていたのです。
長い時を経て目を覚ましたカリンは雪姫に再会しますが、雪姫が最も辛かった時期に一緒にいてあげられなかったことをずっと悔やんでいたのでした。
回想が終わり、夏凜は刀太に、雪姫と仮契約ができなかったことを告白します。
自身の神の恩寵が雪姫を拒絶した、つまり雪姫は一生救われないことを意味すると語るのです。
夏凜と刀太はホルダーの都心部用の拠点に場所を移しますが、そこで刀太はいきなり夏凜にキスをし、仮契約を試みます。
いかづちに打たれ、”神様”に拒絶されてしまう刀太。
それを受けて、刀太は夏凜に、改めて自分と仮契約することを提案します。
「その神の拒絶ってのは偽物だ」
「先輩も自分で言ってたじゃねーか。人々の祈りの力だって」
「証明してやろーぜ。救われるかどーかとか、幸せかどーかとか。雪姫の…いや俺たちの未来をどっかの誰かに勝手に決められてたまるかってとこをよ!」
雪姫のためならば、と夏凜はその提案を受け入れることにするのです。
再度夏凜にキスをして、仮契約を試みる刀太。
そして神の拒絶たるいかづちが落ちるその時に、刀太は回天を発動、その力に反抗します。
いかづちの力は刀太の反抗を受けてさらに力強くなっていくのですが、最終的には服が破けお互い全裸になりながらも見事そのいかづち=神様=人々の祈りに打ち勝つのでした。
いつの間にか時間は朝になっていて、窓の外からは朝日が入り込んでいます。
刀太よりも一足先に目を覚ました夏凜は、床に倒れている刀太のそばに自分のカードが落ちていることを見つけるのでした。
UQHOLDER!【Stage.155】「神と意地の張り合い」の感想
雪姫を思う夏凜の気持ちがとても伝わってきて、同時に雪姫が神の恩寵に拒絶されることで”救われない”ことをお互い自覚してしまった夏凜の絶望が垣間見えます。
そしてそんな神の拒絶をいともあっさりと「偽物だ」と断じ、光明を見出すところはさすがとしか言いようがありません。
それにしても仮契約成立した後に、全裸の状態の2人が源五郎と甚兵衛に見つかってしまうのですが、その後どうなったのかが気になりますね。